―― 第1回サイコ・フォールズお疲れ様でした。
桜子 何でも始める時は楽しみと不安の両方があるんですけど、無事終わってほっとしています。反省点もたくさん見つかりました。初回というプレッシャーがあったのか帰宅した途端、倒れるように寝ていました。
―― お化粧も落とさずに、みたいな?
桜子 まさにそんな感じです。目覚めると上半身を布団に挟まれる格好で寝ていました。裸でしたね。
―― 裸で布団に頭だけ突っ込んだんですか?
桜子 寝ている最中に服を脱いだんだと思います。起きるとだらしなく、服が脱ぎ散らかされていたんで。
―― 当日は、予想した以上にたくさんのお客さんが来てくださいましたね。
桜子 アンケートを拝見していると、このサイコ・フォールズのブログをご覧になって、足を運んでくださったお客様もいらっしゃったみたいで、本当に嬉しいですね!
―― 当日は、どのような心配事が?
桜子 ライブ前になると何かと不安になる方なんです。前日のライブ(ATTACK OF THE OUTER BASE)では、後輩におっぱいで迷惑を掛けてますし、それも心配でした。
―― おっぱいで迷惑?
桜子 なんかその日、やたらと私の胸が大きくなっていったらしいんです。
―― それはライブ中に?
桜子 はい。ライブ中にグングンおっきなっていったらしいんですよ。代走みつくにさんが、それを見て「姉さんのおっぱい、今日なんかおかしい」言うて笑ってはりました。
―― 生き物みたいな、おっぱいですね(笑)。
桜子 だからサイコ・フォールズ中に、おっぱいの件で、鮎川さんに迷惑が掛からなくて良かったです。全くはた迷惑なおっぱいです(笑)。
―― その鮎川さんからは「桜子さん、本番中になると目が変わりますね」と言われたそうですね。
桜子 あまり自覚はないのですが、ある種のスイッチが入るんだと思います。
―― 最近、活動範囲が広がっているような気がしますが?
桜子 どうなんでしょうね。自分では分からないのですが、三浦マイルドさんや他の方から、「ライブに出てくれませんか?」というお誘いをいただいたりという事はありました。
―― 普段とは違う舞台に立つという事に関してはどうですか?
桜子 自分の事を知らない人たちの前で芸をするというのは、お客さんの反応が分からない分、プレッシャーもありますね。
―― いつもよりピリピリする?
桜子 でも、その分笑いを取れたらかなり嬉しいです。もちろん笑っていただけると、どの舞台でも嬉しいですけどね。
(続きます)
インタビュー・文 高田豪